蝉時雨のない葉月 感想レビュー 夏帆と田舎で過ごす七日間が最高の夏ノベル

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みなさん、こんにちは!今回はAI GRAVUREの『蝉時雨のない葉月 〜田舎の姪っ子とすごすひと夏〜』をレビューします!

みなさんにとって・・・夏といえば、なんでしょうか。

エロゲーマーにとっては、夏といえば・・・summer・・・そして・・・Air・・・

切ない・・・思い出・・・(体験したことがないのになぜか脳裏をよぎる・・・

縁側でスイカを食べる。

川へ遊びに行く。

浴衣で夏祭りを歩く。

そして、久しぶりに再会した夏帆と七日間を一緒に過ごす。

『蝉時雨のない葉月』は、都会で仕事に追われていた主人公が亡き姉の初盆をきっかけに田舎へ帰り、成長した夏帆との時間を過ごしていく田舎ノベルADVです。

派手なゲームシステムで遊ばせる作品ではなく、朝から夜まで夏帆と過ごしながら、毎日の会話、服装、表情、そして二人の距離が少しずつ変わっていくところをじっくり味わう作品。

「田舎の古い家で、女の子とひと夏を過ごす」というシチュエーションが魅力的な作品です。

タイトル蝉時雨のない葉月 〜田舎の姪っ子とすごすひと夏〜
サークルAI GRAVURE
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とにかく「田舎で過ごす夏」の空気がいい!

この作品、まず雰囲気がめちゃくちゃいいです。

主人公が訪れるのは、都会から離れた田舎町。

泊まるのは、姉が嫁いだ昔ながらの日本家屋です。

庭があって、縁側があって、周囲には山や川がある。

そこで待っているのが、久しぶりに会う夏帆。

豪華なリゾートでもないし、大事件が起きるわけでもありません。

でも、朝になったら夏帆がいる。

一緒に出掛ける。

帰ってきて、また同じ家で夜を過ごす。

この「夏休みの数日間だけ同じ場所で暮らしている感じ」がめちゃくちゃ心地いい。

都会で一人暮らしをしていた主人公の日常に、誰かと食事をしたり、「おかえり」と言ってもらったりする時間が戻ってくる。

単にイベントを順番に見るだけではなく、七日間そのものが一つの思い出になっていく作りです。

夏帆がとにかく可愛い!七日間ずっと一緒だから愛着が湧く

そして、この作品はほぼ夏帆一本勝負。

だからこそ、一人のヒロインをかなり丁寧に見せてくれます。

久しぶりに再会した夏帆は、よく笑って、少しすねて、主人公を困らせるようなことも平気で言ってくる女の子。

そして小麦肌。

ただ隣に座って会話するだけの日もあれば、一緒に外へ遊びに行く日もある。

その積み重ねがあるから、日が進むほど夏帆の存在が大きくなってきます。

特にいいのが、一日ごとに服装まで変わるところ。

ずっと同じ立ち絵を眺めるノベルではありません。

白ワンピースをはじめ、七日間の中でさまざまな姿を見せてくれるので、「今日はどんな夏帆が出てくるんだろう」という楽しみがあります。

そして小麦肌。

一人の女の子とじっくり過ごすタイプの美少女ゲームが好きなら、この作りはかなり嬉しいです。

川遊び、縁側、夏祭り!夏のイベントを全部詰め込んでいる

七日間という短い時間の中に、夏らしいイベントがかなり詰め込まれています。

朝市へ出掛ける。

川で遊ぶ。

縁側でのんびりする。

そして浴衣で夏祭りへ。

こういう王道のイベントを、田舎の風景と一緒にきっちり見せてくれる。

個人的にこの作品で一番好きなのは、こういう「何でもないことが思い出になる感じ」です。

特別な場所へ旅行するゲームというより、田舎の家を拠点にして毎日少しずつ違うことをする。

だからこそ、八月十一日から十七日までという日付の進行が効いてきます。

「あと何日あるんだろう」と意識し始めると、一日一日が惜しくなってくるんですよね。

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見どころは「七日間で距離が変わっていく」背徳感!

この作品で一番ドキドキするのは、最初から関係が完成しているわけではないところです。

久しぶりに再会した夏帆と、田舎の大きな日本家屋で二人きり。

しかも客用の布団は一組だけ。

朝市へ行って、川で遊んで、縁側で休んで、夜になったらまた同じ家へ帰る。

そんな生活を七日間繰り返すうちに、最初は少し距離のあった二人の空気が、日を追うごとに変わっていきます。

この「昨日までは何でもなかった距離が、今日は少しだけ近い」という積み重ねが本作の強み。

一日ごとに夏帆の衣装も変わるので、川遊び、浴衣、部屋着など、その日のシチュエーションごとに違う雰囲気を楽しめます。

さらに作品側でも「露出・野外」を強めの要素として打ち出していて、田舎という人目の少ない舞台をしっかり活かしています。

普段は明るく無邪気に接してくる夏帆と、少しずつ変わっていく二人きりの時間。

そこに大量のイベントCG、フルボイス、一部アニメーションまで重なる。

田舎の夏という爽やかな舞台と、二人の距離が近づいていく緊張感。このギャップが一番の見どころです。

単発のCGを見るだけではなく、七日間を一緒に過ごしてから見る場面ほど効いてくる。

ストーリーを追うこと自体が、そのまま後半のシーンの強さにつながるタイプの作品です。

60以上のシーン&大量CG!一本のノベルとしてしっかり長い

こういう雰囲気重視の同人ノベルで気になるのが、ボリューム。

『蝉時雨のない葉月』はシーン総数60以上。

八月十一日から十七日までの七日間を、一日の出来事ごとにかなり細かく追っていきます。

イベントCGも大量に用意されていて、一度見たCGはタイトル画面のギャラリーから見返すことが可能。

なので、数枚のCGに短い文章を付けただけの作品とは明確に違います。

ちゃんと一本の長編ノベルとして、夏帆と過ごす時間そのものを楽しめます。

ストーリーを読みながら女の子への愛着を作りたい人には、このボリューム感がかなり嬉しいです。

夏帆フルボイス!会話を聞いているだけでも距離が近い

夏帆のセリフはすべてフルボイス。

これも作品との相性が抜群です。

本作は派手なバトルや複雑なゲームシステムではなく、夏帆との会話そのものが中心。

だから、声があるだけで日常シーンの印象がかなり変わります。

笑ったり、すねたり、主人公へ話しかけたり。

文字だけではなく声まで付くことで、「画面の向こうに夏帆がいる」感じが出る。

しかも主人公以外の登場人物にもボイスが付いています。

田舎の景色、夏らしい音、会話のテンポまで含めて、世界へ浸るための作りがかなり丁寧です

総評 夏帆と過ごす七日間そのものがご褒美の夏ノベル

『蝉時雨のない葉月』は、何か巨大な事件を解決するゲームではありません。

田舎へ帰る。

夏帆と再会する。

一緒にご飯を食べる。

川へ行く。

縁側で休む。

夏祭りへ行く。

そして一日が終わる。

その「何でもない七日間」を丁寧に描いた作品です。

でも、その何でもない時間がすごくいい。

夏帆はフルボイスで、衣装も日ごとに変化。

シーン総数60以上、大量のイベントCG、一部アニメーションまで入っていて、一本のノベルゲームとしてしっかり作り込まれています。

田舎の夏休み、美少女との同居感、一人のヒロインとじっくり距離を縮めていくゲーム。

このあたりが好きなら、かなり気持ちよく浸れる作品です。

夏帆と過ごす八月十一日から十七日まで。

終わる頃には、たった七日間だったことが少し寂しくなります。

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タイトル蝉時雨のない葉月 〜田舎の姪っ子とすごすひと夏〜
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